思ったことを全部Twitterに書いてたけどなんだかなあ〜と思って日記を始めることにしました。
Twitter、人目を気にしつつ感情を吐き出す場としてはいいけど記録には向いてない。見返しづらいので。
あとTwitterに書くことってTwitter用にカスタマイズした文章になっちゃう気がする。
日記だけど、毎日書くのは無理なので
「なんか今日よかったな〜今日のこと忘れないでいたいな〜」
みたいな日に書くことにします。
やるぞ!

『劇場版モノノ怪』三部作完結編、観ました(ポスターが撮れなかったのでムビチケの画像)
感想としては、作品自体はとても良かったけれど、内容と直接関係のないある要素がかなり最悪で、その要素によって作品やシリーズ全体の印象も台無しになっている。という感じでした。
呪詛を吐き出す意味も込めてポジティブな感想とネガティブな感想を書いていこうと思います。
映像、音楽の演出は前二作と同様とても良かったです。特に画面がぐるぐると回るようなカメラワークは、巨大なモノノ怪(蛇神)が大奥の壁に巣食っているということとマッチしていて、映画館の大きなスクリーンで見る意義を感じさせてくれました。
ちょっと目が追いつかないところもあったけれど、どうせムビチケ複数枚買ってるしもう一度見直すのが楽しみだな〜くらいに思ってました。
あと完全に坂下様が姫ポジになっていて笑いました。作り手側のノリノリ具合が見える。三作目ともなり既存の登場人物が大抵薬売りさんに協力的なのもグッと来ました。唐傘の時に、劇場版薬売りさんの親しみやすさは怪〜ayakashi〜の薬売りさんに近いと感じたけれど、塩の結界のセルフオマージュも見れて良かったです。やっぱり劇場版薬売りさんは人の輪の中にいるのが似合う。
ストーリーも全体的には好きだな〜と思えました。
大奥で生きながら、天子とその妻である前に人と人でしょう?という価値観を持ったままの現在の御台様も、世継ぎが血を継いでいなくていいなら私達は何のために?と叫んだ三代目御台様も、人としては真っ当だけどシステムの中ではすり潰されてしまうというのは一作目から一貫しているテーマで良かったです。
三代目天子の死因が梅毒だったのもより一層、何のための人生だったのか?という遣る瀬無さがあって最悪で最高でした。御台様が病んでいない以上、大奥という仕組みができてから感染したのでしょうし、側室達ももれなく感染してるだろうし……。
現在の天子と溝呂木の友情?は私はあんまり刺さらなかったんですが、結果として2人が遠い親戚にあたるというのはちょっと面白いなと思いました。
しかし天局に利用された形とはいえ、血縁者を国の象徴の世継ぎとして潜り込ませた家が代々要職に就くってこう…ズブズブすぎるな……。
世襲制の馬鹿馬鹿しさ、国家統治と伝統の存続のために人を子作りの道具として扱うことの批判、結局は血の繋がりではなく世継ぎという存在が大事であるという虚しさ…タイミングもあり天皇制への批判になりまくっている。
唯一、最後の百目に関してはちょっと唐突かな…と思いましたが、火鼠で新しく生まれてくる命が最も尊い、と描いた上で「生まれてきたくなかった」という赤子の苦しみ、命を生むことは親のエゴでは?という視点も描いていたのは好きでした。もしかしたら本作の中で一番好きなポイントかも。
また個人的にはTV版の『座敷童子』の「生まれてくる赤子は幸せか?」「私が産みたいと望んでいるから」「この子が産まれたがってるの」という描写との繋がりも感じられたのも嬉しかったです。
ていうか水光院や常磐井の描写的に母親の苦しみとエゴというのも一つのテーマなのかな?
大奥という場所自体は続くんかいというところもありますが、そこに人の営みがある以上、モノノ怪を祓ってどうこう…ではなく、実際の歴史と同じように人の手で改善していくのが健全な形だと思うので私はあまり気になりませんでした。
あと、百目を祓っても人の苦しみの種自体はその人にずっと寄り添い続けるという納め方も好きでしたね。
総じて三部作の完結編としてかなり満足な内容ではありました。
以下、ネガティブな感想になります。
これに尽きます。
鑑賞直後の呪詛▼
https://skyblur.uk/post/did:plc:x5doivcxhdb63w2w3fnuasgi/3mmy7jox3yknj
キャスト変更時の公式Xの声明▼
https://x.com/anime_mononoke/status/1630463070362550273?s=46&t=HGsLPsae2CKd7G08sa4UcQ
また薬売り役のキャストを変更をすることと致しました。「劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります。
TV版において、櫻井孝宏の演技が重要な要素であったのは理解していますし、私自身かなり思い入れがあるというか、なんならこのアニメでの氏の演技がきっかけで初めて“好きな声優”という概念が自分の中に発生したくらいです。
その上で、キャスト変更発表時、この決断で製作陣を信頼できると安心した層も、嫌だったけど涙を飲んで受け入れた層もいたと思います(私は前者でした)。
むしろこのキャスト変更があったからこそ、TV版を見返す時も作品(キャラクター・運営)とキャストを切り離して見ることができていました。
ですが、結局最後の最後で元のキャストを出すのであれば、当時の私の気持ちはなんだったのか。
クライマックスのシーンを見ながらそんな思いがどうしてもチラついてしまい、三代目御台様の「私達は何のために」という台詞が浮かんでいました。
正直「女性たちの苦しみと救済を描こう」としたというキャスト変更理由は建前で、炎上対策でしかなかったのでは…?とすら思っています。
だって三部作の中で一番不倫(独身偽装)にブチ切れそうなモノノ怪って蛇神じゃん。
愛する人に自分だけを見てほしかった、人と人として愛し合いたかったという女性の存在が核心になっている今作に元キャストをわざわざ出すのであれば最初からキャスト変更をしない方がマシでしたし、既存ファンへのサービス精神だったとしても作品テーマに対して不誠実な態度にしか思えませんでした。
っていうか単純に最初の声明と筋が通ってなくてダサいんだよな。悪いこともダサいこともすんなって言ってんの。
まあ正直、もしかしたらTV版の薬売りさん出るのかなー?とは冒頭に貼ったムビチケのビジュアルで予想してたんですが、プリキュアオールスターズみたいに別世界線の薬売りさんが大量に出たり、姿だけで声の出演は無し、みたいな形だと思ってたんですよね。
いや全然喋るしレジェンド枠なんかい。
なんだかもう本当にがっかりで、そしてこの内容なのに公開3日目までネタバレ禁止のお願いを出している公式にもがっかりしました。だってこれ知ったら映画館では観ないという選択をする人も絶対出るもんね。ていうか前売り出す時に発表してくれない?4枚買っちゃったんですけど。まあ信頼したのはこっちの責任だけどさ。
終わってみれば一作目の唐傘が一番好きだったな…という感想でした。(唐傘>火鼠なのは単に私の好みです。)
私の中でモノノ怪シリーズが思い入れのある作品であることは変わりませんが、正直好きの度合いは下がってしまったというか、今後TV版・劇場版を見返したら絶対この怒りと落胆を思い出すのだろうな…と思うと何してくれてんねん…という気持ちが拭えません。
あ〜あ。
ちなみに映画鑑賞前に400ml献血してコラボグッズのクリアファイルも貰ったんですが、薬売りさんスタイルのけんけつちゃんがかなり良かったです。

物語って私の手で続くらしい。続いてもこんな形で終わるならコリゴリかも!
コラボは都内の献血ルームで実施してるので行ける人は行こう!
推しゲームの推しキャラがメインの2.5次元舞台に行った。

(写真下手部?)
人生で初めての観劇が銀河劇場で上演された『GO WEST』だったので感慨深いものがあった。調べたら2015年の作品でほぼ11年近く経っており時の流れを感じた。
実際駅からの行き方とか劇場の構造とか全く覚えてなかった。つか天王洲アイルって…普段行く機会なさすぎる!
今週末に近隣の某ビッグサイトで好きな作品のオンリーを含む同人イベントが予定されており、舞台の日程発表された当時はどうせならサークル参加してその足で千秋楽行くか〜?とかトチ狂ったこと考えてた瞬間があったんですが、トチ狂わなくて良かったです。
F列で普通に見やすかったし俳優さんの表情まではっきり見えた。
前方の席で傾斜が控えめかつ前の席の人がちょっと身長高めだったので、自分の正面の位置で演技されるとあまり見えなかったけどこれはしょうがないね。
席がコンパクトで低身長でもしっかり足が地面に着くので上演時間3時間越えでも腰が死ななくてガチありがたかったです。(ちなみに記憶の中で一番尻と腰が死んだのは品川ステラボール)
終演後お腹が減りすぎて劇場が入ってるシーフォートスクエアのレストラン街に駆け込んだら唯一開店してたのがカレーメインのアジアンレストラン?で、店の前のメニュー見ながらカレーの舌じゃないんだよな…と思ってたら店員さんが出てきてしまったのでそのまま入った。美味しかった。
カレー2種セットを注文した直後にカレーが1種だけのセットもあることに気づいて後悔したけどなんとか完食できてよかった。

後から調べて気づいたけど普通に1Fにもっとお店あったらしい。タイ料理屋さんが気になるので機会があったら再チャレンジしたい。あるか…………?
年の瀬なのでまとめていくぜ。
・シリーズものの続刊などではなく、今年初めて1巻〜を買った漫画であること。
・単行本を購入したものであること。連載や単話のみ追っているものは除外。
上記の作品のみまとめてます。
2024年のまとめをやれてないけど2年分の購入履歴を遡るのが怠かったので今年買った漫画しか載せてない。あと前回はAmazonのリンクを載せてたんだけど、色々思うところあって今年は連載元のWeb雑誌や出版社のリンクに変えました。
よろしくおねがいします。
◾️
『ややこしい蜜柑たち』雁須磨子
https://feelweb.jp/episode/3269754496367124355
ややこしい〜!主要登場人物が何考えてるのか一切わからん!この作者さんの漫画のモノローグは説明台詞の対極にあるなと思う。 共感で読むというよりはこんな人もいるんだなあ…て思いながら読む感じが癖になる。
『バルバロ!』岩浪れんじ
https://comic-action.com/episode/2550689798723247048
※リンク先センシティブ描写有り
面白い!100キャラ萌えで読んでる。このキャラとこんなキャラにこんな関係性が!?という萌え。 絵もすごく好き。
『半分姉弟』藤見よいこ
https://to-ti.in/product/hanbun_kyodai
良い意味で読んでて居心地が悪くなった。
『こころの一番暗い部屋』雨夜幽歩
https://shonenjumpplus.com/episode/17106567263035943892
ホラーだけど怖い絵でびっくりさせるホラーではないので色んな人に読んでみてほしい。1話を読んだだけでめちゃくちゃ凄いことをやってるということが伝わってきて凄い。
https://bigcomics.jp/series/da17256922185
アラサーの長女がきょうだいの中で一番ダメダメなんだけど姉として頑張ろうとしているのがかなり心に響く。
『魔法医レクスの変態カルテ』元三大介
https://kuragebunch.com/episode/14079602755558564262
※リンク先センシティブ描写有り
出てくる性癖大体DLsiteで見たことある。こんな大人になるはずではなかった。 主人公の女体化のキャラデザがかなり好きだった。
『おかえり水平線』渡部大羊
https://shonenjumpplus.com/episode/17106567264307963664
突然発生弟!人と人との人生の交わり! 好きでないわけないのであった。
『邪神の弁当屋さん』イシコ
https://comic-days.com/episode/2550912964611244527
人外・人間の交流や正反対の兄弟にニコニコしてたら強烈な兄弟←幼馴染の感情が描写されて度肝抜かれましたよ。 あと最終話のラスト2ページで口から心臓出た。
『午前二時は食卓で』今東ともよ
https://comic-walker.com/detail/KC_006232_S/episodes/KC_0062320000200011_E
おすすめしてもらって読んだ!絵が可愛い〜。黒髪長髪男性のキャラデザ大好き。
『異世界リーマン』岡崎マサムネ/北欧ゆう/てつぶた
https://manga-one.com/manga/26878/chapter/289270
今年で一番おもてたんと違う!となった漫画(良い意味で)。 勇者グループが全員いいやつなのがマジで良い。 応援したくて紙の単行本で買った。
『2人の幸せな政略結婚』犬太郎
https://x.com/inutarou_sosaku/status/1915425434315141549?s=46&t=HGsLPsae2CKd7G08sa4UcQ
※リンク先センシティブ描写有り
リンクは作者さんのXで公開されている第1話。 メインのカプも勿論良いんだけどサブキャラが全員可愛かった。 今年新規で買ったBL単行本ってこの作品だけだな。来年はもっと沢山の商業BLを買いたいです。
『魔入りました!入間くん』西修
https://championcross.jp/series/8016373c7a6b3
オタクの萌え全部やる。メインキャラとストーリーを動かしながらサブキャラがメインのエピソードを挟んでくれる漫画ってありがたすぎる。 あとやっぱ3人組って萌え萌えです♪
『交換日記がおわっても』AK壱乃
「交換日記がおわっても」AK壱乃 [コミックエッセイ] - KADOKAWA
松本久志の寄稿が気になって買った。本編のエピソードも面白かった。
『かわいすぎる人よ!』綿野マイコ
https://comic-walker.com/detail/KC_000894_S/episodes/KC_0008940000100011_E
Xで流れてきた無料話で気になってまんまと…。絵が可愛い〜。主人公がいい子すぎる。まだ二巻までしか買えてないので追々ね……。
以上!
ここに書いてない連載でしか読めてない作品も沢山ある。 来年も沢山の漫画を読みたいです。

観た!字幕と吹替1回ずつ。
おもしれ〜〜〜〜〜〜マジで。
2時間とは思えない…というよりは、2時間たっぷりずっと面白い。面白くない瞬間がない。
まず始まった瞬間から背景美術が凄すぎてそれだけで満足感があったけど、さらにアクションもすごい。知らん人がどんどん出てくるけど、誰がどんな能力でどんな戦い方をするのか画面を追っててすぐにわかる。ほとんど台詞がないのに、闘い方で強い人がわかるの気持ちいい。
個人的に、アクションって動きが派手すぎたり画面の人数が多すぎると何が起きてるのかわからなくなっちゃうことがあるんだけど、本作は全編通じて見やすくて嬉しかったです。
でも可愛いキャラいっぱい出てきて目が足りなさはある。
前作のラストと比べて無限と小黒がめ〜ちゃめちゃ仲良くなってたのも良かった。 修行をしたり衣食住を与えるだけでなく、勉強を教えたり小黒が喜ぶ場所に連れてってあげてる無限がさ〜〜。小黒の言動に微笑んだり頭を撫でたり手を握ってあげるのがとても良かったし、それが本当にさりげない動きとして描写されてるのも良かった。
そしてそんな無限に心を許してる小黒もめっちゃ良かった。あとシンプルに挙動が可愛すぎる。前作があれだったから全幅の信頼を置ける大人の前で小黒が子供してられるの泣けるよ。 てか無限って多分修行以外では小黒のことめちゃくちゃ甘やかしてそうで面白い。「アイス不味かったら師匠にあげるからもう一個食べていい?」「いいよ」←いいわけない。
一番好きな師弟のシーンは投げられたチョークを小黒がちゃんと無限の所まで走って手渡しに行くとこです。
厳密には師弟のシーンじゃないんだけど、小黒が無限(の顔した人)をボコボコにするあのシーンも好き。字幕で見た時、お客さんがほぼ中国語話者の方だったんだけど、修行回想シーンからの小黒の笑顔で劇場内が大ウケしてました。
どうでもいいんだけど、小黒の服が本当にこれくらいの年頃の子供が着てる服って感じで良すぎた。半袖と長袖の重ね着風の服って永遠に子供服売り場にあるよな。
鹿野も良かった!公開前にビジュだけちらっと見て男の子だと思ってたのでいざスクリーンで見てびっくりした。めちゃ良いキャラデザだ〜。
灵遥と戦ってる時の、「(人間は好きじゃないけど)戦争はもっと嫌い」という台詞がシンプルだけどすごく良かった。てかまあ断絶を煽って戦争の理由に仕立て上げるって結構今の現実が…そうなので…鹿野さん私もそう思うっす…!としみじみ思いました。烏滸がましい。
作中でもずっと活躍してたのにラストシーンで一気に掘り下げが来たのでうわーそんなことまでしてくれるんですか…となった。 無限の後ろ姿が師匠と重なってもう会えない仲間達も見えて…のシーンでちょっとウルッときてしまいましたね。
冒頭の再会シーンで特に無限と険悪な雰囲気がなかったから初見時はピンと来なかったんだけど、ラストで「会いに来て」と言われた無限がびっくりしてるから鹿野と無限ってずっと微妙な距離感だったんだな〜と2回目見て思った。
人間と妖精が戦争になった時、妖精側に立つと言った鹿野の言葉は本心なんだろうけど、それでも無限との間のわだかまりが溶けたことが…この世界にとっての希望でもあるし、鹿野が抱えていたであろう葛藤のようなものの決着でもあるんだな。 小黒にとって無限は初めての師匠だけど、鹿野には無限と出会う前までの人生と人間関係があって、その違いが良かったなと思いました。
あと小黒が「僕は正しい方の味方だ」って言ってたのがすごく子供らしくかつ危ういな〜と思ったんだけど(この作品は完全な正義や悪がいないので)、次作ではその辺が焦点になったりするのかな。辛い予感しかしないんですけど!?
ただまあこの作品は前作から、どんな目的や過去があっても他人を利用して命を蔑ろにしてはいけない。ということを一貫して言ってはいると私は感じているので、なんかそういう…感じになるんでしょうか…。
ひとつ謎だったのが、小黒視点の回想で無限が「鹿野をきっと好きになるよ」的なことを言うシーンがあったけど、あれはどのタイミングだったんだろう?
無限・小黒と鹿野が会ってすぐ無限が軟禁されたし、回想で無限が着ていた服も会館に行った日とは違ったので、もしかしたら会館に行く前から無限が小黒に鹿野の話をしてたのかな? そうだといいな。
あとは長老達も良かったとか甲乙が萌え萌えだったとか一瞬しか出てこない可愛いキャラクターが多すぎるとか色々言いたいことがあるけど書ききれない。 甲乙エンドロールでバカンスしてて可愛い。お疲れ様でした。
会議のシーンでちょっと出てきただけの長老は今後活躍するんだろうか。
他の執行人ももっと本筋に絡んでほしいし、次作が既に楽しみです。
(前作より小黒の背格好が成長してた気がするけど、次作はさらに大きくなってたりするのかな……)
11/16追記
前作を見返してたら書き忘れを思い出したので。
小黒が飛行機の件でかなり怒ったの、前作の地下鉄とシチュエーションが似てるのもあるからだろうなーと思った。小黒からしたら初めて人間に感謝された思い入れのある記憶だろうし。
https://youtube.com/watch?v=nfNuuLSLtso&si=_tqqXIMcC9wOXTto
観た。
年老いて看板番組を降ろされた女優エリザベスが、とあるきっかけで細胞分裂を活性化させる薬を投与し、若く美しい分身であるスーを手に入れる……という粗筋。
エリザベスとスーは7日毎に入れ替わり、その間の記憶は共有されるけど感情は乖離しているので、若返りというよりは二重人格ものと言われた方が感覚的には近いかも?
お酒飲んで記憶飛ばした日の翌朝とかこんな感じなのかな…と思いながら観た。
観てる時の感情としては痛い!→怖い!痛い!→悲しい〜→え!?そこまでする!?で、ゴア描写だけでなく食事の際の咀嚼のアップ、交通事故や注射のシーンもあるのでかなり多様な嫌さがあった。
テーマはともかくストーリーはちょいちょい粗くて(登場人物が軽率すぎる所とか)、その辺はB級ホラーっぽいなと感じた。
スーが出てるの朝の番組なのかよ。てっきり深夜枠だと思ってたんだけどこんなほぼ水着みたいなレオタードが映ってる番組、アメリカだと普通なのか?
個人的に心に残ってるシーン↓
最初にスーが生まれた時、母体であるエリザベスの背中を突き破って出てきたためエリザベスの背中を縫わなければいけない。このシーンが割と長くて、見ていてニトリで買った家具を組み立ててる時の絶望感を思い出した。
メイクを何度も直して同級生との食事に行けない所がこの映画の中だと一番感情を揺さぶられたシーンで、リズ…!頑張れ…!と泣きそうになりながら観た。
スーに隣人がエグめのセクハラしてくんのキショいよ〜
最後エリザベスを突き飛ばしてるモブがみんな男性なのはかなり示唆的で、やっぱ男性に消費される女性の話なんだな〜と思ったんだけど、そもそもその感覚が前提にないと見逃しちゃう描写かもな…と思った。
書いてて気づいたけどエイジズム丸出しプロデューサーがスーのことを丹念に創り上げた…みたいなこと言ったあとにあのエリザベス(正式名称忘れた)が出てくるのは皮肉が効いてていいな。お前らが創り上げたってワケ。
着地点としてはエリザベスが望んでいたのは「君の代わりはいない」と愛され続けることで、でもルッキズムやエイジズムに支配された世界ではそんなことは不可能なので、変化も含めて自分自身を愛さねばならない…ということなのかな?と思ったけど、そうだとしてもまあ、はい そうすね としか言えないかも。
スーに養分を吸われたエリザベスについて。
私事だけど私にはここ数年でほとんど寝たきりになった祖母がいる。元々テキパキした人で、体が弱ってからは会うと必ず「こんなことになるなんてねぇ…」と言っていて、それは本当にその通りだろうな…と思う。そんな祖母が記憶にあるせいか、スーに養分を吸われ老婆のようになったエリザベスを見て(かなり元気な部類のババアだな…)と思ってしまった。
勿論実年齢とかけ離れた見た目になっているので絶望感は半端ないんだけど、老人にしてはめちゃくちゃ健脚だし外に出るために身支度をした結果かなりオシャレなババアになってるので、自分がババアになった時もこれくらい元気でありたい。
この映画において老いと若さが意味するのは美しさ(で他人に評価されるか)であって、健康とかはあんま関係ないんだなと思った。そもそも単純な加齢による老いじゃないので全然別の話なんですけど。
あとこの映画の感想としてかなり相応しくないとは思うんだけど、サブスタンスを渡してきたジジイの人生が気になりすぎるのでそっちでも一本観たいなと思いました。
教皇選挙を観ました。
今更ながら映画感想記事はタイトルに作品名をつけた方がいいのでは?と思いつけたら2chのスレタイみたいになった。墓地が無料!急いで死ね!

デッカポスター
面白かった!カトリックの知識全然なくても楽しめました(あった方がピンとくるシーンは多いんだろうけど)
鑑賞後に米英合作製作というのを知ったけど、冒頭から全員英語で話してたのはだからなのか? 実際のコンクラーベでも共通言語は英語なんでしょうか。
シチュエーションが微妙に似てるのも相まって『9人の翻訳家』を思い出した。
とにかく大勢のおじいちゃんが出てくる上に全員似たような服を着てるのでかなり終盤まで人の顔と名前を覚えるのが大変でした。しかも名前で呼ばれたり名字で呼ばれたりする。
コンクラーベの候補者って80歳未満の枢機卿らしいんですけど、どう見ても全員60代前後〜それ以上なのでその歳でまだまだ権力に興味あるのバイタリティがすげー…と終始思っていた。まあ元気な老人も老人が上に立っている世界もそこら中にありますが。
意志を貫きたい、でも力と重責に興味はないというのは組織において通らないってのはまあ、わかる……。
枢機卿たちの法衣に煤が付いてから展開が変わる演出好きでした。背中越しの構図から「理想」と向き合ってる画面が良かったですね。
あと音楽がずっといい!画面もかっこいいんだけど、個人的には音楽でメリハリが効いてるな〜と思った。
健康状態云々ってのがてっきりメンタル関係のことかと最初思ったので、最後はなるほどね〜っと素直にびっくりしました。
原語がどういうニュアンスなのかわからないけど、翻訳の「神が造られしまま」ってありのままとはまた違ってなんとも信仰的な言葉だなあ。
(追記:オチの要素について、確かにびっくりはしたけれど同時にこれをどんでん返し的に使っていいのだろうか…?と少し過りました。当事者ではない私が言うのも違うかとも思い、あえて書かなくてもいいかと思っていたけどやっぱり感情として残しておきたかったので補足。)
とにかく面白かったので映画館で観てよかった。てか配信で観てたら途中で話よくわかんなくなってたかも。
以上!